以前お腹から腸が出ていたとのこと。手術を受けて完治したのであれば、お産自体はほぼ問題ないと思われます。
臍ヘルニアや鼠径ヘルニアといった先天的な異常によるものでも、何らかの外傷によるものでも、手術を受けて完治したならば、お産自体はほぼ問題ないと思われます。
ただし、片側の鼠径ヘルニアがあった場合、妊娠で腹圧が上昇すると反対側にヘルニアが生じる可能性があります。また、先天的な異常の場合、その異常が子犬に遺伝する可能性もあります。このような場合には、交配・妊娠を避けるために避妊手術をおすすめします。
また、交配させない予定であれば、初めての発情前に避妊手術を受けさせると、乳腺腫瘍の発生率がかなり抑えられます。