まずは病院へ。膀胱炎などの泌尿器疾患がないか疑われます
不適切な場所でおしっこをしてしまう場合、真っ先に疑わなければいけないのは膀胱炎などの泌尿器疾患です。一度、動物病院で診察を受けてみましょう。その際、当日もしくは前日の夜に尿を採取し、清潔な容器に入れて持っていくといいでしょう。
病気がなかった場合は、トイレの数や形、置き場所、砂の種類などを変えてしまったりしていないか、家庭環境に変化はなかったか、また、発情していないかを確認してみましょう。発情中はいつもと違った場所で排せつしてしまうことがあります。
そして、トイレが汚れていたり、種類や場所が変わったりすると、別の場所で排せつしてしまう子がいます。トイレの数を増やしたり、こまめに掃除したり、以前のトイレに戻したりすることで粗相がおさまる場合があります。ただし、おさまるまでの間、粗相しそうな場所にビニールシートやゴミ袋などの猫が嫌がる感触のものを敷いたり、粗相されたくない場所への立ち入りを禁止したり、と工夫する必要もあります。