猫のステロイドによる副作用には、多飲多尿、多食・肥満、脱毛や皮膚が薄くなる、といったものがあります。ステロイド自体は抗炎症作用を持ち、かゆみや痛みを抑える効果があります。
顔をかきむしるとのこと。これはステロイドの副作用というより、皮膚にかゆみを生じる原因が別にあるかもしれません。ステロイドが今まで抑えていたかゆみが投薬中止により出てきたということも考えられます。
しこりの原因(腫瘍の種類)によってはステロイドが必要な場合もあれば、抗ガン作用のある栄養補助食品で腫瘍の症状が緩和する場合もあります。今後、ステロイドの投薬を再開するかどうかは、愛猫の様子を見ながら、主治医とよくご相談のうえ、決められることをおすすめします。