卵巣だけを摘出する手術と、子宮と卵巣を摘出する手術とがあります
卵巣だけを摘出する手術の場合、手術時間が短く、術創(じゅつそう:手術後の傷)も小さくて済みます。一方、子宮と卵巣を摘出する場合は、子宮も摘出するため、手術時間も術創も少し長くなります。
猫は子宮の病気が犬に比べて少ないため、卵巣のみの摘出手術が行われることがあります。しかし、子宮・卵巣ともに摘出する手術であれば、これらの病気にかかる心配はまったくなくなります。
どちらもそれなりのメリット・デメリットがあります。どちらを選ぶかは飼い主さん次第です。主治医の先生とよく相談し、選択してください。