感染している可能性は大変低いと考えられます
猫エイズウイルスは体外ではとても弱く、人のエイズウイルスと同様、唾液を飲んでも感染する可能性はとても少ないものです。
このウイルスは、猫エイズ抗体陽性の子が別の猫にかみつくなどして、唾液中のウイルスが直接猫の体内に侵入しないかぎり、あまり感染することはありません。陽性の子と陰性の子を同居させていても、数年以上感染しなかったという報告もあります。
同居猫が食器の共有により感染している可能性は大変低いと考えられますが(※)、ご心配であれば、2カ月ほど経過してから他の猫さんたちの検査を受けてみられるのもひとつです。
※エイズウイルスは通常の食器洗浄やアルコール消毒で死滅します。