調査によると、自社商品「どうぶつ健保」の給付金集計データを疾患(症状)別に集計したところ、下痢や胃腸炎、異物誤飲などによる「消化器疾患」が 22.0%と最も多いことがわかった。以降、多いものから順に「皮膚科疾患」(17.5%)、「耳鼻咽喉科疾患」(15.1%)、「整形外科疾 患」(8.7%)と続く。
また、これら上位の合計が全体の半数以上を占めるのは成犬と変わらないものの、次に続く「呼吸器科疾患」(7.9%)、「感染症」(3.6%)、「寄生虫疾患」(3.2%)の占める割合が、1歳以上の犬と比較して高いことがわかった。
環境の変化などから、子犬は成犬以上に体調を崩しやすい。さらに、家族が犬との生活に慣れていないことが多いため、ケガや病気が増えたり、発見が遅れて症状が悪化したりする傾向があるという。 子犬の健康な暮らしのためには、こまめに健康チェックを行い、予防ワクチンの接種や誤飲の原因となるものを置かないようにするなどの配慮が望まれる。