●猫の名前ランキング
【「モモ」が総合1位に返り咲き 男の子の名前も「レオ」人気が復活】
総合ランキングでは、第1回~第5回まで1位だった「モモ」(昨年2位)が、2年ぶりに1位に返り咲く結果となった。特に女の子の名前として、圧倒的な人気を誇っている。また、男の子部門においても、「レオ」が昨年2位から復活し、1位を獲得。昨年の総合1位・男の子部門1位だった「ソラ」も、今回は総合3位・男の子部門2位となり、人気を保っている。一方、猫らしいといわれる名前については、「タマ」(48位・18頭)、「ミー」(60位・16頭)、「ミケ」(該当なし)と影を潜める結果となった。
●人気品種ランキング
【人気の品種は「スコティッシュ・フォールド」がV3達成】
人気品種ランキングでは、昨年に引き続き「スコティッシュ・フォールド」が1位を獲得、3連覇を達成した。「アメリカン・ショートヘア」も昨年同様の2位となり、2大品種の根強い人気はまだまだ続きそうな気配だ。
【短い足が魅力「マンチカン」人気が急上昇!】
昨年はトップ10圏外だった「マンチカン」と「ラグドール」が、今年はそれぞれ5位と9位にランクイン。「マンチカン」は他の品種よりも極端に短い足が特徴的で、その姿は人気犬種であるダックスフントやウェルシュ・コーギーを彷彿とさせる。テレビ番組で紹介されたことをきっかけに、人気に火がついてきたようだ。「ラグドール」は大型の長毛種で、”ぬいぐるみ(Ragdoll)”の名の通り、フワフワとした外見と穏やかで友好的な性格が人気を集めているようだ。同じく大型品種として、昨年から引き続きトップ10入りしている「ノルウェージャン・フォレスト・キャット」や「メイン・クーン」も、人懐こくあまり鳴かない性格と言われており、大型猫の人気にも引き続き注目だ。
<集計方法>
2010年2月1日~2011年1月31日にアニコム損保の「どうぶつ健保」に新規契約した0歳の猫7,395頭の名前、品種を集計