皮膚トラブルをかかえる犬は非常に多く、犬の疾患別保険請求額をみると、皮膚関連が55%を占めている。なかでも特に多いアレルギー性皮膚炎患者の約半数が、食物以外の因子で発症する「環境アレルギー」や「犬アトピー性皮膚炎」にもかかわらず、現在の犬皮膚療法食市場では、これらの症状に特化した商品がなかった。
2月16日新発売の「プリスクリプションダイエット<犬用>ダーム ディフェンス」は、こうした花粉、ほこりやカビなどの環境刺激による皮膚のかゆみや犬アトピー性皮膚炎による症状を管理するための特別療法食。 日本初・ヒルズ独自の栄養ブレンド「ヒスタガードTM」を配合し、かゆみを栄養学的に管理することを可能にした。
現在治療中の薬と併用でき、食事の観点からもアレルギーケアをトータルサポートすることにより、ステロイドの減量・長期投与の見直し、慢性期の管理や治療費負担軽減などに期待が寄せられる。発売前の給与試験では嗜好性において高い評価を得ており、食べられるものが限られがちな皮膚疾患を抱えるペットにもおいしく食事管理ができるよう、ドライフードの他にシチュー缶も用意されている。