調査では、日本のペットオーナーが思うペットの「幸福度指数」は、10点満点中で平均7.43点という結果に。多くのオーナーが、10点満点とはいかなくても「うちのコはそこそこ幸せ」と思っている様子がうかがえる。
また調査報告では、ペットの幸せに関与すると思われる、「コミュニケーションの時間」や「フードやおやつの与え方」、「健康状態」などの調査結果をもとに、動物行動学者(獣医師)入交眞巳先生が解説を加え、ペットの幸せのためにオーナーがすべきことを提言している。
例えば、調査で「フードやおやつを与えるタイミング」を尋ねたところ、多数の回答があったのが「ねだられたとき」と「淋しい思いをさせたとき」。しかし入交先生によると、犬猫含め、どんな動物でも働いた報酬として食べ物をもらうことに幸せを感じるという。 そのため、欲しがるから、かわいそうだから、とフードやおやつを与えるのは間違った愛情表現で、しつけやトレーニングの後などに与えることがペットの幸福度アップにつながるそうだ。
その他、健康状態や体型と、ペットの幸福度の関係など、興味深い調査結果報告と提言がなされている。愛犬や愛猫の幸福度アップのために、調査報告(下記リンク先)を参照にしてみてはいかがだろうか。