パノラミス(R)錠は、月1回の投与で犬糸状虫症予防、外部寄生虫(ノミ・マダニ)、消化管内寄生虫(犬回虫・犬鉤虫・犬鞭虫)の駆除が可能となるため、複数の薬剤を投与する必要がなくなり、投薬負担を減らすことができる。また経口投与剤のため、投与後すぐにスキンシップが可能で、シャンプーや水浴びをしても効果に影響しない。
また、パノラミスR錠に含まれるに含まれる有効成分スピノサドは、ノミに対する有効性が高く、投与後30分で効き始め、4時間後には100%の有効性が確認されている。さらに、もう一つの成分、ミルベマイシンは国内・海外で広く使われており、フィラリア症の予防のみならず、人獣共通感染症の原因を含む消化管内寄生虫の駆除が可能。
パノラミス(R)錠は2011年に米国で承認・発売後、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、ヨーロッパなどで発売されている。