調査によると、「定期的に歯みがきをおこなっている」飼い主は全体の31.6%。「あまり歯みがきをおきなっていない」(42.2%)、「まったく歯みがきをおこなっていない」(23.8%)飼い主の合計が7割近いという結果になっている。
また「愛犬は歯みがきが好きですか?」という設問に対し、「嫌い」と答えた飼い主が52.1%と過半数を超え、「好き」(18.5%)、「どちらともいえない」(23.4%)と答えた飼い主を大きく上回る結果となっている。
犬の口中は、アルカリ性が強く、歯垢がつきやすいため、歯周病にかかりやすいといわれている。定期的な歯みがきが愛犬の健康維持に必要とされているが、実際にはまだ一般的になっているとはいえないようだ。
なお、歯みがきを「手早く行う」、「無理やり行わない」ことが、「愛犬は歯みがきが好き」と回答した飼い主に共通している方法とのこと。口の周りを触って も嫌がらないようにする、歯みがきジェルや、ガーゼなどを上手に使用するなどして、愛犬の健康維持のために定期的な歯みがきを行うことが望まれる。