調査によると、合計年間平均支出は犬が248,916円、猫が128,941円だった。これは、2008年の調査と比較すると、犬が20.6%増、猫が 20.9%増で、ともに20%以上増加している。このことから、1世帯あたりの消費支出が4.6%の減少(総務省統計局 家計調査報告 平成20年12月速報より)といわれる不況の中でも、ペットのためには費用を惜しまない飼い主の意識が伺えるという。
項目別の増加率で特に目立ったのが、犬では「ペットホテル・ペットシッター」で、60.7%の増加。猫では、「シャンプー・カット・トリミング」が 273.8%と大幅に増加したのに加え、「首輪・リード」が90.3%増、「ペット保険料」が84.0%増、「洋服」が76.7%増という結果となった。
項目別の年間平均金額が最も高額だったのは「フード・おやつ」で、犬が64,280円(33.8%増)、猫が42,258円(35.9%増)。次が「病気やケガの治療費」で、犬が38,844円(38.2%増)で、猫が22,818円(27.5%減)だった。