その結果、どの年代においても上位3犬種は変わらず、M・ダックスフンド、トイ・プードル、チワワが占めていたが、60-70代では、他の年代と比較してシー・ズー(5位)の人気が高いことが分かった。ヨークシャー・テリアも6位にランクインしており、シニア層では性格が穏やかな犬種を選ぶ傾向が高いことが伺える。
また、他の年代ではランキング外のラブラドール・レトリーバーやゴールデン・レトリーバーがランクインしているのも興味深いところ。大型犬を飼育できる住居環境が整っていること、大型犬が人気だった時代から、同じ犬種を続けて飼育している方が多いことなどが推察される。一方、20-30代の若い世代では、フレンチ・ブルドッグやW・コーギー・ペンブロークなどの活動的な犬種が上位にランクインしている。
愛犬との生活を楽しむためには、犬種の特徴を理解して、自分のライフスタイルに合った犬種を選択することが重要だ。今回の調査によって、各年代とも概ねその点を考慮して犬種選びをしていることが分かった。