今回新発売される「プリスクリプション・ダイエット〈犬用〉メタボリックス™+モビリティ」、「プリスクリプション・ダイエット〈猫用〉メタボリックス™+ユリナリー」の特徴は、ペットの体重管理に加え、肥満が要因と言われる併発疾患(犬用の場合は関節炎、猫用の場合は下部尿路疾患)のケアもできる複合疾病食であるという点。犬用は「肥満と関節炎」を併発している犬に適し、猫用は「肥満と下部尿路疾患(FLUTD)」を併発している猫に適した製品だという。
体重管理のための減量用フードは何十年も前から存在しているが、同社は、体重を減少させる目的の減量用フードを第一世代、体重だけではなく体脂肪の減少を目的とした減量用フードを第二世代、と位置づけている。そして今回の新製品を、遺伝子栄養学=ニュートリゲノミクス=にもとづく研究により、第二世代の減量用フードからさらに進み、第三世代の最新の減量用フードと位置づけている。この第三世代のフードは、遺伝子レベルでの代謝に着目することで、一時的なダイエット効果だけではなく、減量後のリバウンドしづらい体質づくりを目指しているという。
ペットの高齢化、室内飼育による運動不足などで、肥満および肥満が要因と思われる疾患が増えているといわれる現代のペット事情。そんな現在のペットの複雑な疾病管理のために開発された商品といえるだろう。