
調査の結果、愛猫の健康管理について聞いたところ、「愛猫の体調の観察を毎日欠かさないか?」という質問に「とてもあてはまる」(31.4%)、「ややあてはまる」(46.6%)、合わせて78%の方が「あてはまる」と回答。愛猫の健康に異変がないか、毎日気にかけて いる飼い主が8割近くになっている。
また愛猫の健康診断について聞いたところ、「定期的に受けさせている」18.6%、「受けさせているが、定期的ではない」35.5%と、合わせて半数以上(54.1%)が健康診断を受けさせている、という結果に。また、愛猫の健康診断にかかる年間費用について聞いたところ、その平均金額は12,098円(定期的に健康診断を受診している飼い主は平均15,175円、不定期の場合は10,483円)となっている。
愛猫がかかることを心配している病気として、「感染症(猫風邪、猫エイズ、猫白血病ウイルスなど)」(40.0%)、「泌尿器の病気(下部尿路疾患、腎不全、膀胱炎など)」(39.5%)、「悪性腫瘍(乳がん、リンパ腫、扁平上皮がんなど)」 (32.2%)の3つが上位にあげられた。また、実際に愛猫がかかったことのある病気としては、「泌尿器の病気」 (23.1%)、「感染症」(16.0%)、「目の病気(結膜炎、角膜炎など)」(13.6%)、「皮膚の病気(アレルギー性皮膚炎など)」(11.2%)があげられている。
猫の飼い主が発症を心配し、実際にかかる場合も多い「泌尿器の病気」。その予防・再発防止や下部尿路の健康維持のために配慮していることを聞いたところ、「新鮮で十分な水を与える」61.6%、「規則正しく食事させる」40.2%、「適度な運動をさせる」33.6%があげられた。普段の食事や運動習慣に気を配ることで、予防・再発防止をしている方が多いようだ。