アニコム損害保険株式会社(代表取締役社長 小森伸昭)は、2013年1月1日から2013年12月31日までに同社のペット保険「どうぶつ健保」に加入した0歳の犬90,026頭の犬種を集計した「人気犬種ランキング2014」を発表した。
全体のランキングでは、前年に続き「トイ・プードル」が24.5%で1位を獲得し、5連覇を達成した。また、2位「チワワ」(17.7%)、3位「ミニチュア・ダックスフンド」(8.3%)、の順位も前年と同じ結果に。上位3犬種の人気は健在だが、全体に占める割合は前々年53.5%、前年52.4%から、今回は50.5%と減少傾向にある。
ベスト10圏内では、前年11位のマルチーズが10位にランクインした他は、昨年度と同様の順位に。4位「MIX犬(体重10kg以下)」、5位「柴犬」は順位に変動はないものの、全体に占める割合は年々拡大しており、人気が徐々に高まってきていることがうかがえる。また、6位「ポメラニアン」、7位「ヨークシャ・テリア」、8位「シー・ズー」など、小型犬の人気が続いている。
11位~30位でも小型犬が多くを占め、大型犬では「ゴールデン・レトリーバー」が13位、「ラブラドール・レトリーバー」が18位、「バーニーズ・マウンテンドッグ」が26位にランクイン。
契約者の年代別ランキングを比較してみると、20代、30代では「フレンチ・ブルドッグ」がそれぞれ8位、7位にランクインし、若い世代に人気がある犬種であることがわかる。一方、60代では「柴犬」が2位になり、シニア世代に好まれる犬種であることがうかがえる。
また、30代以降では「ゴールデン・レトリーバー」が10位以内にランクインしているのに対し、20代ではランクインしておらず、他の世代ではベスト10圏外の「パピヨン」が9位にランクインするなど、小型犬を好む傾向が見られた。