冬は猫の泌尿器系疾患のリスクが2倍に!猫トイレは「暖かい場所」へ

冬は猫にとって尿石症や腎不全などの泌尿器系の病気が増える季節。寒くなると飲水量が減りがちなことに加え、トイレを我慢することも原因といわれており、これにはトイレ環境が大きく影響していると考えられることから、花王ニャンとも清潔トイレが運営する「猫の泌尿器ケア研究会」では、猫の飼い主(2697名)に、泌尿器系疾患の発症状況と冬場の猫のトイレ環境についてアンケート調査を実施した。

2013年11月22日RSSRSS

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愛猫が泌尿器系疾患にかかったことのある猫オーナーに、発症した季節を尋ねたところ、冬の発症は他の季節の約2倍に上ることが分かった。泌尿器系の病気は冬に発症しやすいことを裏付ける結果となった。

冬場の猫トイレ設置場所の温度環境について尋ねたところ、51.8%のオーナーが「寒い」もしくは「やや寒い」場所に設置していると答え、「暖かい」もしくは「やや暖かい」場所と答えたオーナーは、わずか22%だった。

同研究会監修獣医師の井本史夫獣医師(井本動物病院院長)によると、「冬に寒い場所へ猫トイレを設置していると、トイレに行くことを我慢してしまい、膀胱に長時間尿を溜めてしまいがちです。その結果、膀胱炎にかかりやすくなったり、尿石ができやすくなったりします。猫にとって快適な、できるだけ暖かい場所に猫トイレを設置することで、泌尿器系疾患になるリスクを減らすことができます。冬場のトイレ環境を見直して、健康に過ごせる環境作りをしてあげてください。」とのこと。

猫トイレを暖かい場所に設置すると、ニオイが気になってしまうという声も多く寄せられたが、トイレを見直すことで十分解決することが可能。針葉樹パワーでウンチと尿のニオイをしっかり脱臭してくれる「ニャンとも清潔トイレ」なら、リビングなどの暖かい場所に置いてもニオイが気にならず、愛猫は健康に、飼い主さんは快適に過ごせる。

花王 猫の泌尿器ケア研究会「ニャンともレポート」vol.5

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