トリミング等のペットの美容業務やペット向けホテルとして預かりを行う「ペットサロン」の数は、全国的にみても増加傾向にあり(平成24年現在、登録数は21,166件※環境省統計資料)、店舗拡大に伴い消費者がサロン選びの判断基準を求めていること、また、動物愛護の機運を受けてサービス向上を求めるニーズも高まっていたため、次世代のペットサロン業界全体の改善を目指すべく、サロン経営者など17社18名が有志で集まり、2012年10月より準備委員会を発足。2013年10月1日、満を持して日本ペットサロン協会を設立し、ペットサロン業界全体のサービス向上と更なる発展を目指すこととなった。
協会加盟店には、協会が作成するサービスのガイドラインの共有やオーナーやスタッフ向けセミナーなどの「サービス向上のための教育」、経営情報の共有やセミナー、各種相談窓口の設置など「経営・実務面でのサポート」、動物愛護促進に向けての「ボランティア活動」等を行っていくほか、一般の方向けに、ペットサロンの市場動向や協会の活動内容を伝える「広報活動」を行う。また、加盟店募集に関しては、2013年11月より協会Webサイトにて募集をスタートし、2016年末までに2,000店の加盟店をあつめることを目標としている。