「甘いねこ展」では、日本三大土人形と言われる京都の伏見人形や仙台の堤人形をはじめ、日本各地で作られたねこ人形を紹介する「ねこと郷土人形」、日本人が書物のなかで描いてきたねこの姿を4つのテーマに基づいて紹介する「日本人が描いてきたねこ」、ねこの和菓子を制作するにあたり「こんなねこ菓子があったらいいな」という想いから出された多くのデザイン案を壁一面にて紹介する「ねこの和菓子のデザイン案」が展示されている。
また、同企画展では、パートナーであるilove.catのデザインをもとに、「ねこ」をイメージした和菓子が数量限定で販売。小さな音も聞き逃さないよう耳をすます猫の姿が想像できる「すませば」、黒と白の二毛柄の猫を煉羊羹と道明寺で表した「にけ」、ひだまりの中、まるまってうたたねをする三毛猫を表現した「うたたね」の3点だ。
ねこは、鶴や亀のように「吉祥」の意味合いを持つ動物でなかったことや、十二支に入っていなかったことから、同社の約480年の歴史の中で、ねこをモチーフにした和菓子がつくられることはほとんどなかったという。
【甘いねこ展 概要】
- 場所
とらや東京ミッドタウン店内 ギャラリー
(東京都港区赤坂 9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア地下1階) - 期間
2013年9月25日(水)~12月16日(月) - 時間
11:00~21:00(店舗営業時間と同じ)
※無休(東京ミッドタウン休業日に準じます) - 協力
ilove.cat<アイラブドットキャット>