「ねこらんまん展」は、通常は企画展に出展していないねこ作家・造形作家をはじめとする45名の芸術家の作品が、目黒雅叙園に現存する東京都指定有形文化財 「百段階段」に集結。昭和初期の名工、日本画壇を代表する巨匠たちと、近現代のねこ作家による芸術の饗宴が楽しめる。
また、開催趣旨と支援活動に深く共鳴した特別ゲストの山本リンダさんが「ねこらんまん展」に合わせて描いた絵画も出展される。
「百段階段」は、2009年3月16日に東京都の指定有形文化財に指定された、目黒雅叙園に現存する唯一の木造建築で、江戸文化の贅を受け継ぐ昭和の色彩空間として、今も大切に保存されている。ケヤキの板材でつくられた99段の階段廊下をもつことから 「百段階段」と呼ばれ、趣向の異なる7つの部屋が階段で結ばれている。各部屋の天井や欄間には当時屈指の著名な画家達が創り上げた美の世界が描かれており、美の競演と大工の高い技術力をみることができる。
【ねこらんまん展 概要】
- 場所
目黒雅叙園 東京都指定有形文化財 百段階段
〒153-0064 東京都目黒区下目黒1-8-1
目黒駅(JR山手線西口、東急目黒線、地下鉄南北線・三田線)より徒歩3分 - 開催日時
2013年6月21日(金)~7月4日(木)10時~18時 (最終入館17時30分) - 入場料
当日券:1200円 中高生:200円 小学生以下:無料