ペットとの共生推進協議会(会長 林明雄)は2012年12月8日(土)、「ペットとの“真の共生”を目指して」~人と動物の福祉を推進する~をテーマとした第1回シンポジウムを開催する。会場は、この種のシンポジウムとしては過去最大規模となる、約600名を収容できる東商ホール。
当日は、人間生活においてペットがいかに家族同様、時には家族以上に重要な役割を果たしているか、7人の専門家によってさまざまな角度から語られる。
ペットとの共生推進協議会は、少しでも多くの国民に対して動物愛護精神に基づく正しい飼養を促進し、人とペットとが共生するより良い社会の実現を目指すために設立され、1.ペットの重要性の研究、啓蒙・啓発活動、2.人の高齢化での飼育問題とその有効な手段の研究調査事業、3.生体の健全な安定供給体制への協力・支援、という3点を活動テーマとして掲げている。
【第1回ペットとの共生推進協議会シンポジウム 概要】
- 日時
2012年12月8日(土)10:00~17:10 - 場所
東京商工会議所(東商ビル)4F 東商ホール
東京都千代田区丸の内3-2-2 - 講演内容
- 「動物が人に与えるもの」
山﨑 恵子(ペット研究会「互」主宰、NPO法人聴導犬普及協会理事長) - 「ペットとのより良い共生のために:人と動物を繋ぐオキシトシン」
太田 光明(麻布大学獣医学部教授、一般社団法人日本動物看護職協会会長) - 「介助犬の社会的役割について」
高柳 友子(社会福祉法人日本介助犬協会事務局長、医学博士) - 「高齢者のペットを支援するシステム」
佐々木 伸雄(一般財団法人日本生物科学研究所常任理事、東京大学名誉教授) - 「ペットロスを考える」
鷲巣 月美(日本獣医生命科学大学獣医学部獣医学科獣医臨床病理学教室教授) - 「同行避難―東日本大震災から学んだこと」
山口 千津子((社)日本動物福祉協会獣医師調査員) - 「ペットの幸せは飼い主次第~同行避難もまずはしつけから~」
水越 美奈(日本獣医生命科学大学 獣医学部 獣医保護看護学科講師) - 主催
ペットとの共生推進協議会 - 後援
環境省