身体障害者補助犬法成立10周年にちなみ、同法成立のきっかけとなった介助犬シンシアが活躍した街・宝塚市が開催地として選ばれた。メインテーマを「身体障害者補助犬法:次の10年に向けての提言」とし、27日(土)には、参加費無料の市民公開講座として補助犬のデモンストレーションやシンポジウムが、翌28日(日)には研究成果を発表する学術大会が行われる。
日本身体障害者補助犬学会は、補助犬の学術的研究によって補助犬の普及発展を願う学識経験者が集まり設立された、補助犬に関する世界初の学術団体。さらなる補助犬分野の学術的発展を目指し、医学・獣医学・法学・社会福祉学等さまざまな分野の会員で構成される。
※身体障害者補助犬法概要
身体障害者補助犬法は、身体障害者の自立と社会参加の促進に寄与することを目的とする法律で、公共施設・公共交通機関・不特定多数の人が利用する民間施設等では、補助犬(盲導犬・介助犬・聴導犬)の同伴を拒んではならない、とするもの。
【第5回日本身体障害者補助犬学会 概要】
- 日時
市民公開講座:2012年10月27日(土)13:30~15:30
学術大会:2012年10月28日(日)10:00~16:00 - 場所
宝塚ソリオホール(宝塚市栄町2丁目1-1) - 主催
日本身体障害者補助犬学会 - 後援
厚生労働省・兵庫県・宝塚市・兵庫県社会福祉事業団 - 協賛
NPO法人日本介助犬アカデミー