調査対象は、首都圏1都3県在住で犬を飼っている20~50代の男女760人。犬に費やすお金や時間、犬に対する接し方や意識、価値観などについて調査を行い、未既婚、子供の有無などの属性別に違いを探った。
それによると、1カ月に犬に費やす平均額は15,000~16,000円強。特に子供のいない夫婦は、【既婚・子あり】【未婚・ひとり暮らし】より医療費やトリミング費にお金をかける傾向があった。
次に1週間あたりに犬に費やす時間数の「現実」と「理想」を調査したところ、実際に費やしている時間は【未婚・ひとり暮らし】10.8時間を筆頭に、【既婚・子なし】【既婚・子あり】の順に多い結果に。しかし本当にかけたい時間はいずれも実際の時間より1.3倍以上多く、犬ともっと一緒に過ごしたいと思っている人が多いようだ。
犬との接し方については、「恋人や結婚相手には犬好きの人を選ぶ」「飲み会などの付き合いよりも犬と過ごす時間を優先する」など、人付き合いや時間の使い方に関する項目で、【未婚・ひとり暮らし】は他の属性よりもスコアが高く、犬を優先的に考えていることが分かった。また、【既婚・子なし】は、【未婚・ひとり暮らし】と同じ項目でスコアが高いことが多かったほか、「犬が病気やけがをしたら、最優先で急いで病院に連れて行く」などの健康管理・ケア関連のスコアが他の属性を上回る傾向にあった。
詳しい調査結果は関連リンクから確認できる。