それによると、「ペットと家でゆっくり過ごす予定」と回答した人は全体の69.6%と最多。一方で「ペットと一緒に日帰りでイベントなど、おでかけをする」という人も33.8%いたが、「ペットを連れて泊まりがけで旅行をする」人は8.9%と低い結果になった(複数回答)。
一見すると圧倒的にインドア派が多いように見えるが、「ペットとの旅行を楽しみたいと思いますか?」との問いには、80.9%の飼い主が「楽しみたい」との意向を示している。さらに、なかなか実現することが難しいペット連れ旅行において、飼い主が不安に感じていることを調査したところ「マナーとしつけ」が59.2%で最も高く、「ペット可施設の場所」「緊急時の動物病院」が後に続いた。
不況のなかでもペットとの楽しみには積極的な飼い主が多いこと。そして、かけがえのない家族の一員であるペットの健康管理に気を遣い、慎重に旅や外出を楽しむためのマナーとしつけを身につけようとする意識の高まりがうかがえる結果となった。