その結果、犬の混合ワクチンの平均金額は7,686円(2008年調査では7,710円)、猫の混合ワクチンの平均金額は5,736円(2008年調査では5,817円)で、犬猫ともに昨年よりも若干低下傾向にあることが分かった。調査を開始した2004年の平均金額と比較すると、犬で約6%、猫で約9%低下している。
ワクチンの種類別では、犬は「8種混合ワクチン」、猫は「3種混合ワクチン」が主流で、どちらも2004年より割合が増加していた。
飼い主の予防意識が高まり、全体的により効果の高いワクチンを選択する人が多くなった一方で、猫の場合、屋外での感染を防ぐことができる室内飼育の増加に伴って、3種混合ワクチンの割合が増加していると考えられる。