調査によると、ペットは寒い季節が「苦手」と答えたのが全体の29.8%で、「どちらかというと苦手」が33.8%、「暑さよりは寒さに強い」が30.7%という結果となった。 利用している寒さ対策グッズで最も多かったのは「毛布」(68.9%)で、続いて「エアコン」(40.8%)、「洋服」(36.0%)、「ストーブ」(33.3%)の順。
「冬場にかかりやすい病気やケガは?」という質問には、「膀胱炎」などの泌尿器疾患のほか、「皮膚(肉球)の乾燥」という回答が多かった。 これらの疾患を予防するために飼い主が行っている対策として、室温・湿度に気をつけるのはもちろんのこと、「トイレの回数を増やして我慢しないようにする」「泌尿器疾患に配慮したフードに変える」「保湿クリームを使う」「シャンプーを変える」などが挙がった。
給付金請求データの集計では、泌尿器科疾患の請求割合は、季節によって大幅な変動が見られないことから、飼い主の心がけが病気予防につながっている可能性があるという。