調査によると、自社商品「どうぶつ健保」における給付金請求データをフェレットの年齢別に集計したところ、1歳未満では耳鼻咽喉科疾患と消化器科疾患での通院が多いことがわかった。
また、2歳を過ぎると内分泌疾患、腫瘍の割合が上昇して、5歳になると内分泌疾患、腫瘍のいずれかで通院しているフェレットが全体の半数を超えるという結果になった。
内分泌疾患、腫瘍ともに、副腎の疾患が多く、治療には継続した通院が必要となるケースがほとんどで、1回の診療費が1万円を超えるケースも少なくないという。
フェレットはペットとしての人気が高く、犬・猫に次いで飼育頭数が多い動物。犬や猫と比べて体が小さく、飼い主が異常に気付いたときには症状がすすんでいて、手遅れの状態になっていることが多い。元気で長生きするためには、日頃からこまめな観察を続けることが重要となる。