調査によると、自社商品「どうぶつ健保」における泌尿器科疾患の給付金請求データを動物種別に集計したところ、最も割合が高かったのは猫(23.4%)で、続いてウサギ(6.5%)、フェレット(6.4%)、犬(6.1%)という結果になった。
また、猫の年齢別では、1歳未満は6.0%で他の動物種と大差ないものの、1歳以上では20~30%前後で推移していて、成猫に多い疾患であることがわかった。
膀胱炎、腎不全、尿石症などの泌尿器科疾患は、慢性化して継続的な通院が必要となることが少なくない。泌尿器疾患の原因はいろいろあるが、トイレが汚れて いる、落ち着いて使えないなどの理由で、尿を我慢してしまうのも原因の一つ。そのため、生活環境を見直し、安心して使える環境に清潔なトイレを用意して、 予防することが求められる。