調査によると、自社商品「どうぶつ健保」において、犬の熱中症による給付金請求件数が最も多いのは8月であり、熱中症による年間請求件数の半数を8月だけで占めているという。
全国のモニターを対象としたアンケートでは、飼い主が愛犬の暑さ対策として「気をつけていること」は「室温、湿度」(22.0%)、「水分補 給」(17.8%)、「散歩の時間帯」(15.2%)、「風通し」(6.3%)、「耳や皮膚のお手入れ」(5.6%)という結果になった。
また、「暑さ対策に利用しているものは?」という設問に対し、「エアコン」という回答が75.8%と7割以上になり、「クールマット」という回答も50.2%と過半数を超えた。
犬は汗腺が少ないため、体温調節が難しく、長時間閉め切った室内や駐車している車中など高温の場所では、人間の何倍も熱中症にかかりやすい。熱中症を予防するためにも、暑さ対策を万全にすることが望まれる。