【症状】結膜の充血や目やになど。目を気にするしぐさも
結膜炎になると、結膜が赤く充血して腫れ、目やにや流涙(涙を流すこと)などの症状が見られるようになります。また、目にかゆみや痛みが生じるようになるため、顔を床にこすりつけたり、目を前足でこすったりといった行動が見られます。
【原因】細菌、真菌、ウイルス、寄生虫の感染のほか、アレルギーなど
結膜炎は、細菌やウイルス、寄生虫の感染や、アレルギーなどの体質的な問題、ほこりなどの異物が入ったりして目をこすったり、まつ毛などが目にあたるといった物理的刺激など、様々な原因で発症します。
【治療】点眼薬などの投与など
結膜炎の治療は、点眼薬や眼軟膏などの投与といった内科的治療が中心となります。また、原因が判明した場合は、その治療も並行します。
「犬の結膜炎」のポイント
普段から犬の目のまわりをよく観察し、目やにや涙が多かったり、赤く充血していたり、まばたきが多かったりする場合は、動物病院の診察を受けることをお勧めします。