「中齢期」の犬がかかりやすい病気
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犬の前立腺肥大
前立腺肥大は、原因は明確ではありませんが、加齢とともに男性ホルモンのバランスが崩れることが要因の1つと考えられています。主な症状として、便秘や血尿、排尿困難などの症状が見られます。
主な症状便秘になる / おしっこの量が減る(尿が出にくい) / 血尿が出るなど -
犬の前十字靭帯断裂
前十字靭帯断裂は、大腿骨(だいたいこつ:太ももの骨)と脛骨(けいこつ:すねの骨)をつなぐ前十字靭帯が切れてしまう病気です。発症すると、後ろ足を上げて歩くなどの症状が現れます。
主な症状足をかばう・引きずる / 足を痛がる -
犬の糖尿病
糖尿病は、人と同様にインスリンというホルモンの不足や効き方が弱くなることなどによって、血液中の糖分が慢性的に多くなりすぎる病気です。犬の多くはインスリンの不足が原因で発症します。
主な症状おしっこの量が増える(尿がたくさん出る) / 水をたくさん飲む / 体重が落ちる(やせる)など -
犬の悪性リンパ腫(リンパ肉腫)
悪性リンパ腫(リンパ肉腫)は、体の免疫を担うリンパ球ががん化する病気で、造血器系のがんの一種です。悪性リンパ腫は、解剖学的な位置から「多中心型」「縦壁型」「消化器型」「皮膚型」などに区分されます。これらのうち、犬の場合は … 続きを読む
主な症状咳をする / 元気がない・疲れやすい / 吐く(嘔吐)など -
犬のクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)
クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)は、副腎皮質ホルモンが過剰に分泌されることで、様々な症状が引き起こされる病気です。主な症状として、水をたくさん飲む、尿の量が増える、食欲が増す、体重が落ちるなどの症状が現れ、糖尿病を … 続きを読む
主な症状元気がない・疲れやすい / 体重が落ちる(やせる) / お腹が膨れるなど -
犬の変形性骨関節症(DJD)
変形性骨関節症は、関節の変形や痛み、こわばりを生じる病気で、原発性(一時性)のものと他の足腰の病気が引き金となって起こる続発性(二次性)のものに分けられます。とくに原発性のものでは、加齢にともなって多く見られます。
主な症状立ち上がるのに時間がかかる / 座り方がおかしい / 腰を振って歩くなど -
犬の偽妊娠
偽妊娠は、妊娠していないのにお乳が出たり、巣づくりを始めたり、妊娠時と同様の変化が見られることをいいます。このような症状が現れたら偽妊娠が起きていないか疑うようにしましょう。
主な症状(妊娠していないのに)乳腺が張る / (妊娠していないのに)乳が出る
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