「超高齢期」の犬がかかりやすい病気
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犬の前立腺腫瘍
前立腺腫瘍は、その多くががん(悪性腫瘍)である可能性が高く、発見された時点で手遅れとなっているケースが多い病気です。老犬に多く見られますが、発生率は人の場合ほど高くはありません。
主な症状便秘になる / 足をかばう・引きずる / おしっこの量が減る(尿が出にくい) -
犬の前十字靭帯断裂
前十字靭帯断裂は、大腿骨(だいたいこつ:太ももの骨)と脛骨(けいこつ:すねの骨)をつなぐ前十字靭帯が切れてしまう病気です。発症すると、後ろ足を上げて歩くなどの症状が現れます。
主な症状足を痛がる / 足をかばう・引きずる -
犬の糖尿病
糖尿病は、人と同様にインスリンというホルモンの不足や効き方が弱くなることなどによって、血液中の糖分が慢性的に多くなりすぎる病気です。犬の多くはインスリンの不足が原因で発症します。
主な症状食欲が増える / おしっこの量が増える(尿がたくさん出る) / 水をたくさん飲むなど -
犬の僧帽弁閉鎖不全症(僧帽弁逆流症)
犬の僧帽弁閉鎖不全症(僧帽弁逆流症)は、老犬期の小型犬に多くみられる心臓病で、犬の心臓病の約3分の2を占めています。発症すると、主に咳や呼吸困難などの症状が現れます。
主な症状元気がない・疲れやすい / 息が荒い(呼吸が苦しそう) / 咳をする -
犬の脂肪腫
脂肪腫は、皮膚(皮下組織)に脂肪のかたまりのような腫瘍ができる病気です。原因は不明ですが、老犬に多く見られます。良性腫瘍なので害を与えることはありませんが、脂肪腫の発生部位によっては、歩き方に異常が現れることがあります。
主な症状しこり・はれができる -
犬の悪性リンパ腫(リンパ肉腫)
悪性リンパ腫(リンパ肉腫)は、体の免疫を担うリンパ球ががん化する病気で、造血器系のがんの一種です。悪性リンパ腫は、解剖学的な位置から「多中心型」「縦壁型」「消化器型」「皮膚型」などに区分されます。これらのうち、犬の場合は … 続きを読む
主な症状吐く(嘔吐) / 下痢をする / 食欲がないなど -
犬パルボウイルス感染症
犬パルボウイルス感染症は、パルボウイルスの感染により、おもに激しい下痢と嘔吐を引き起こす病気です。感染犬の便などを通して感染します。おもにワクチン未接種で体力や免疫力の弱い子犬や老犬に感染が見られます。
主な症状血便が出る / 脱水を起こす / 吐く(嘔吐)など -
犬の熱中症(熱射病、日射病)
熱中症(熱射病、日射病)は、蒸し暑い室内や車内での留守番、暑さが厳しいなかでの散歩やお出かけなどが原因で発生します。急激な体温の上昇により、あえぎ呼吸(パンティング)、よだれ(流涎)といった症状が現れ、ひどい場合には呼吸 … 続きを読む
主な症状脱水を起こす / 吐く(嘔吐) / よだれが多いなど
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