【症状】排尿障害や便秘など。悪化すると痛みで足を引きずることも
前立腺腫瘍になると、排尿障害(尿が出にくくなること)、便秘などの症状が現れます。進行して腫瘍が影響を及ぼす範囲が腰やお腹にまで広がると、痛みを感じて歩くときに足を引きずることがあります。さらにはリンパ節や肺などの他の部位に転移すると、さまざまな障害が見られるようになります。
【原因】原因はまだ定かではない。性ホルモンが関与?
前立腺腫瘍の原因はまだ明らかになっていません。性ホルモンが関与していると考えられていますが、明確ではありません。
【治療】有効な治療法はない
前立腺腫瘍は、発見したときにはすでにリンパ節や肺に転移していること多く、有効な治療法はありません。前立腺の摘出手術を行うこともありますが、予後はあまり良くありません。
【予防】症状に心当たりがあれば早めに病院へ
前立腺腫瘍の予防法はありません。上記の症状に心当たりのある場合は、早めに獣医師に相談しましょう。